トリガーポイントブロック
治療法概要
痛みの引き金(トリガー)となる部位を検索し、その部分を目標に局所麻酔薬を注入する治療法です。勘違いされがちですが、トリガーポイント=圧痛点ではありません。しかしながら、ほとんど同義として注射されることが多いと考えています。当院では筋膜リリースを兼ねて行っています。
方法
- 診察により痛みのトリガーポイントを同定します。
- 該当する筋肉などの検討がつきましたら、エコーガイド下に主に筋膜部分を目標に穿刺していきます。
- 筋膜リリースを兼ねて局所麻酔薬を注入します。その後は直ちに針を抜いて終了です。
適応疾患例
- 各所の筋膜性疼痛
- その他の運動器の疼痛
- トリガーポイントの推定できる神経障害性疼痛