みなさまのご質問にお答えします

初めてでも安心してご来院頂けるよう、良くあるご質問や想定される疑問点にお答えする形で、当院の特徴をお伝えしたいと思います。
こちらにない場合、お問い合わせフォームもしくはお電話でご質問くださいますとお答えいたしますので、どうぞご利用ください。

ワキガ(腋臭症)の治療はしていますか?

当院では腋臭症の治療はしておりません。腋臭症に対して保険適用のある「腋臭症手術(アポクリン汗腺の切除)」や超音波やマイクロ波を使った自費診療はいずれも行っておりませんので予めご了承ください。

なお、多汗症の治療を行うことはあります。多汗症の治療として行うボトックス®治療は原発性腋窩多汗症に対して保険適用がありますが、腋臭症にはありません。

※ご参考までに
腋臭症と多汗症は関連していますが、異なる疾患です。多汗症の原因となる汗腺はエクリン汗腺、腋臭症の原因となる汗腺はアポクリン汗腺です。腋臭症に多汗症を合併している場合、多汗症の症状をコントロールすることで腋臭症の症状も緩和される可能性があります。多汗症を合併している場合、大量の汗が蒸発することでニオイの分子がより強く拡散することが考えられます。汗の量を抑えることで蒸発を減らし、結果としてニオイの拡散を抑えることができると考えられます。腋臭症の他、原発性腋窩多汗症としての診断基準を満たす患者様には多汗症としての保険診療は可能です。

新型コロナのPCR検査・抗原検査・抗体検査の違いが良くわかりません

・PCR検査はウイルスの持つ遺伝情報であるRNAの存在を検出する方法です。わずかな量のRNAを検出可能にするために増幅させる必要があります。そのため、工程には様々な薬品や専用の器機が必要となります。熟練の検査技師さんの存在も不可欠です。工程には時間がかかり費用も高額となります。外注の場合、検体の移送から結果の報告まで数日単位で時間を要します。

・抗原検査はウイルスと結合する抗体を用いてウイルスの存在を検出する方法です。ウイルスに抗体を使って目印をつけるイメージになります。PCR検査と同様に、検査の時点でウイルスが存在しているかどうかを示すものです。PCR検査と違い、ウイルスの量を増幅させることはできません。そのため、検体をしっかり採取することが肝要です。

・抗体検査は血液中にウイルスに対する抗体があるかどうかを調べる方法です。検出された抗体はどの時点で産生されたものかはわかりません。抗体は人の免疫細胞が作るものであり、既に感染している、もしくは感染していたということを示しますが、検査の時点でウイルスがいるのかいないのかはわかりません。また、たとえ抗体を認めても、コロナウイルスに二度とかからない、あるいは重症化しないという保証はありません。公衆衛生学的に意味はあると思いますが、日常診療としては抗体検査を行う意義は現時点では少ないと考えます。

新型コロナウイルスの検査はPCRですか?

当院で行う検査は抗原定性検査と外部委託のPCR検査になります。抗原検査の検体は鼻腔の奥から採取します。唾液の採取ではありませんのでご注意下さい。15分程度で判定となります。PCR検査ではありませんが、信頼性が高く薬事承認を取得しています。
PCR検査は当院で行う場合は外部の検査会社に外注となり、検査日の翌日に結果をお知らせいたします。
※自費検査は一般受付を終了いたしました。

がんの痛みは診てもらえますか?

もちろん対応いたします。がんの患者さんにおかれましては、まず主治医の先生がいらっしゃるはずですので、その先生と良くご相談頂き当院への診療情報提供書をお持ちになりご来院ください。主治医の先生と連携を取らずに診療することは困難ですので、予めご了承ください。なお、総合病院への通院が困難となり在宅療養や在宅看取りを行うために以後の治療を当院へ引き継ぐことは可能です。

スーパーライザーって何ですか?

「スーパーライザー」は機器の商品名で、あえて一般呼称すると「近赤外線治療器」となります。近赤外線をレーザーにしたもので、生体深達性が高く、照射した部位では体の内部から温まるのを実感できると思います。一般的なホットパックと違い、皮膚から熱を届けるのではなく、内部から同時に温まります。一般的な消炎鎮痛処置としても使用しますし、星状神経節照射により交感神経と副交感神経のバランスを調整するとされており、頭痛疾患にも有用と考えられています。

仕事の都合で受診するのが17:30を過ぎてしまうのですが

診察は可能です。ご来院が17:30を過ぎてしまう場合は、事前にお電話下さい。ご来院をお待ちしております。なお、神経ブロックや点滴など処置や処置後の観察に時間を要する診療をご希望の場合は、受付終了時間に関わらず、お早めにご来院下さいますようお願い申し上げます。当院は夕方まで働くみなさまの味方です。

診察予約はできますか?予約が必要ですか?

診察予約は可能です。お電話、ネット、どちらでもお受けしています。ページ上部(スマホの方は下部)のボタンからどうぞご予約下さい。ご予約の方は可能な限り予約時間通りに診察いたします。また、ご予約なしの診察ももちろん可能です。内科疾患で定期通院される方や、疼痛治療で一定期間通院される方はご予約をお勧めしております。

クレジットカードは使えますか?

はい、ご利用が可能です。各種クレジットカードおよび交通系など電子マネーがご利用頂けます。当院はAirPay導入施設です。ご利用頂けるブランドについては受付で表示してあります。なお、クレジットカードのサインでのご利用は極力お断りしております。暗証番号入力、もしくは非接触型決済機能をご利用下さい。

入院が必要な時はどうするのでしょうか?

入院に関し指定の病院はございませんので、ご希望がございましたらお申し付け下さい。また病状により二次、三次の判断をして高次医療機関へ紹介させて頂きます。

院内処方のメリットはありますか?

はい、患者さんのメリットはあるとされます。まず、総支払い額が安く済む場合がほとんどです。調剤薬局、薬剤師の手間、人件費がかからない分、費用負担が少なくなるのが当然となります。また調剤薬局へ移動する必要がないので、トータルの待ち時間が短くなる可能性が高いです。一方で以下の注意点があります。まず院内にストックしてある薬剤に種類が限られます。大量にストックできませんので、処方日数も1か月までとさせて頂きます。長期処方をご希望の際は院外処方となります。次に、専門職である薬剤師による細やかな説明などを受けることができません。院外処方で調剤薬局をご利用の場合、費用負担に応じたサービスを受けることができるのです。