#三叉神経痛
・激しい発作性の疼痛が三叉神経領域に生じる
・発作間欠期には疼痛が全くない
・顔面(頭部)、口腔、鼻腔の痛みを生じる
・特発性と二次性(症候性)に分かれる
・特発性:三叉神経が血管により圧迫されて発生
・二次性:脳腫瘍や帯状疱疹などが原因となる
・触れると激痛を誘発するトリガーポイントがある
・三叉神経には第1枝、第2枝、第3枝があり、
それぞれ、もしくは合併して障害される
治療
・薬物療法(特有のガイドラインあり)
カルバマゼピン(抗けいれん薬)
ラモトリギン、バクロフェン
フェニトイン、リドカイン静注
漢方薬(五苓散、小柴胡湯、柴胡桂枝湯)
・神経ブロック療法
眼窩上神経ブロック、眼窩下神経ブロック
上顎神経ブロック、オトガイ神経ブロック
下顎神経ブロック、ガッセル神経ブロック
以上を障害部位に応じて選択実施
・手術療法
微小血管減圧術(唯一の根治的治療)
・ガンマナイフ療法