帯状疱疹の患者さんは本当に増えてそうですね

当院は開院して2年ですし、ちょうどコロナの発生時期と重なりましたので、コロナ前後のことを比較することができません。しかし、徐々にですが、帯状疱疹で来院される患者さんの数が増えてきています。徐々に当院が認知されてきているという可能性もありますが。
薬品会社に聞いたところでは、帯状疱疹の治療薬の出荷は増えているそうです。コロナ禍と関連があるのか、はたまたコロナワクチンと関連があるのか、はっきりとしたことは不明ですが、ここ2年で帯状疱疹治療薬の出荷が増えているということは、皆さんの免疫力が低下して帯状疱疹ウイルスに隙をつかれているということは事実なんだと思います。
帯状疱疹は早期発見早期治療につきます。治療が遅くなるほどウイルスによる神経の損傷が大きくなり、神経痛を残す可能性が高くなります。いつもと違う痛みを感じたら、かかりつけ医に相談してみて下さい。また、入浴時などに発疹がないかセルフチェックすることも重要です。そして判断に迷った時は当院にご相談下さい。

帯状疱疹は皮膚疾患としての病名ですが、実際には神経を損傷する神経疾患です。なぜなら、帯状疱疹ウイルスは神経に潜み、神経を破壊しながら増殖するからです。皮膚は強い臓器です。元々再生するのが当たり前の臓器ですし、帯状疱疹の皮膚症状もいずれは治癒します。一方で神経はそうそう再生するものではありません。ですからウイルスに破壊される前に早めに退治したいのです。
当院では帯状疱疹ワクチンも取り扱っています。奏効率は高いですが、新しいワクチンでかなり高額です。

帯状疱疹後の痛みが残る患者さんにペインクリニックを勧めて頂いている皮膚科や内科の先生方には感謝するとともに、感心いたします。ほったらかしやロキソプロフェンを処方されているだけの不幸なケースがないことを願っています。

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