注射による治療の意味

たまに「ブロック治療って一時しのぎのために痛み止め注射するだけですよね?」と質問されることがあります。
たいていはブロック治療に興味やご希望のない方で、ブロック治療を否定したいがために持論を展開しようとする方ばかりです。
横柄な物言いなど含めての感想としては、初対面でよくもまあそんな失礼な聞き方してくるものだと驚いてしまいますが、そんなことは普通にあります。そういう場合は、その聞き方は失礼だと思いますと、その場で率直にお伝えするようにしています。真剣に当院を頼ってきている患者さんと、持論を展開してつっかかりたいだけの方はすぐに見分けがつきます。
結論としては、これは全く違います。全国的にペインクリニックでそうなのかどうかは知りませんが、少なくとも当院の考えは違います。
もっと言えば、そもそも一時しのぎのために注射することは、それだけで十分価値があると思います。
痛み止めの飲み薬を飲むことや、湿布を貼ることはいったい何のためでしょうか?薬の投与経路が違うだけで、痛みの発生源や痛みを伝える神経に、あるいは痛みの信号を受ける脳に対して働きかけることは同じなんです。
また、注射にも痛み止めの注射もあれば、炎症を抑えることを目的とした注射もありますし、関節液の補充や潤滑を目的とした注射もあります。痛いという情報の伝達だけではなく、痛みの原因そのものも取り除くことができるならそれが一番です。当院は痛みの原因の分析や除去について患者さんと一緒に考え、より良い治療をご提案させて頂きます。

関連記事

  1. 反復性肩関節脱臼

  2. 「応召義務に過剰反応しない」ペイハラ対策 新潟県が指針取りま…

  3. 胸部変形性脊椎症

  4. 当院のブロックや内服薬が効かない場合

  5. ついつい特急しおかぜを買ってしまう

  6. 少し暖かくなるらしいですね

ピックアップ記事

新着記事 おすすめ記事
  1. アオダモの花

    2024.04.12