肩峰下滑液包内注射

肩峰下滑液包内注射

治療法概要

肩の外側にある三角筋と棘上筋の間のわずかなスペースにヒアルロン酸など注入する治療です。主に肩関節周囲炎に良い適応があります。 当院ではエコーガイド下に針を刺入します。

方法

  1. まず一度エコーで三角筋と棘上筋を確認します(プレスキャン)。
  2. 刺入部位を決定した後に皮膚を消毒します。
  3. エコーを当てた状態でブロック針を刺入します。細い針ですので刺入部の局所麻酔は行いません。
  4. 針の通り道は一般的に大きな痛みを感じることはありません。
  5. 針先が肩峰下滑液包の位置にあることを確認して薬液を注入します。その後は直ちに針を抜いて終了です。

適応疾患例

    • 肩関節周囲(五十肩)
    • 肩峰下滑液包炎
    • 肩峰下インピンジメント症候群

関連記事

  1. 高周波パルス治療

  2. 各部トリガーポイント注射

  3. 仙骨硬膜外ブロック

  4. イオントフォレーシス(針を使わない局所麻酔)

  5. 胸部硬膜外ブロック

  6. 個別神経ブロック

ピックアップ記事

新着記事 おすすめ記事